スタンダードプリコーションの目的

家族を感染から守る、正しい手洗いとうがいの方法

 

すべての感染源から身体を守ることを目的とするスタンダードプリコーションは、一般向けにも正しい標準予防策を指導しています。以下の、家族を守る手洗いとうがいの方法をぜひ参考にしてみましょう。

 

「正しく上手な手洗い法」=1:腕時計も指輪もはずし、流水で手をぬらす。2:石けんを手にとり泡だてる。3:手のひらと甲をていねいに洗う。4:指を組み、指の間をきちんと洗う。5:指先と爪を洗う。6:洗い残しが出やすい親指と手首は、左右交互に手でつかんでねじり洗いをする。7:流水で石けんを十分に洗い流し、乾いた清潔なタオルで水分をきれいにふきとる。8:乾燥を抑えるために、ハンドクリームで保湿する。

 

「菌から守る正しいうがい法」=1:水うがい薬を60cc用意する(目盛りつきコップが便利)。2:まず最初に20ccを口に含み、口をつぐんでグチュグチュとゆすぐ。3:つぎに20ccを含み、15秒のどの奥でガラガラとうがいする。4:最後に残りの20ccで、再度15秒のどの奥でガラガラうがいする。

 

外出から戻ったらまっ先に正しい手洗いとうがいをして、家庭内スタンダードプリコーション習慣にすれば風邪やインフルエンザのリスクも激減します。