スタンダードプリコーションの目的

スタンダードプリコーションとは、もはや一般常識になってきた“標準予防策”のこと。目的をきちんと理解して実践しましょう。

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スタンダードプリコーションの目的

スタンダードプリコーションの、もっとも基本的な意味


スタンダードプリコーション=標準予防策は、感染症の有無にかかわらずすべての患者のケアにさいして適用される疾患非特異的(疾患にかかわらない)な予防策を意味します。


スタンダードプリコーションは、患者の血液、体液{だ液・胸水・腹水・心襄(しんじょう)液、脳脊髄液などすべての体液}、汗以外の分泌物、排泄物、あるいは傷のある肌・粘膜を感染の可能性のある物質とみなして対応することで、患者と医療従事者双方における病院感染の危険性を減少させることが目的です。


目的達成のために、第1に重要な予防策が「手洗い=手指消毒」。手洗いはすべての医療行為のもっとも重要な基本となり、感染防止に対していちばん大きな役割を果たすのです。手洗いに関する用語の定義は以下のとおりです。


☆手洗い=石けんあるいは界面性活性剤をもちい、手指から汚れと一過性微生物を除去すること。☆手指消毒=抗菌性の石けん、界面性活性剤、擦式手指消毒のいずれかをもちいて、一過性微生物を除去、あるいは殺滅すること。☆擦式手指消毒=手の常在菌数を減らすために、擦式消毒用アルコール製剤を手指にくまなくすりこむこと。☆手指衛生=手洗い、手洗い消毒、擦式手指消毒、手術時手指消毒のいずれかを指す。


スタンダードプリコーションの目的